電子タバコにも肺がんリスクある…米研究


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「健康なタバコ」として普及が広がっている電子タバコですが、通常のタバコと同じく肺がんのリスクがあるという研究が報告されています。

通常のタバコは、乾燥したタバコの葉を燃やして、その煙を吸引します。タバコには600種類近くの添加物が含まれ、そのうちの69種類が発がん性物質であるとされています。

一方、電子タバコは、電池駆動の加熱器を用いて e-リキッド(ニコチン溶液)を温め、その蒸気を吸い込みます。上位機種では、加熱温度を調節して、ニコチンの量を増やせるものもあります。

e-リキッドには発がん性物質が含まれていないため、従来のタバコと比べると、電子タバコの肺がんリスクは最小限に抑えられると考えられてきました。

しかし、ニューヨーク州バッファローのロズウェルパーク癌研究所の研究では、電子タバコ内で分解される粒子が肺組織を刺激し、病気の原因になる可能性があることが分かってきたといいます。

従来のタバコの煙に含まれる粒子のサイズが、0.3~0.5ミクロン(中央値)であるのに対して、電子タバコの蒸気に含まれる粒子はそれより小さく、0.18~0.27ミクロンとなっています。

粒子サイズが小さいため、肺の奥深くまで粒子がとどき、肺胞内部に粒子が埋め込まれることで、肺がダメージを受けると考えられます。研究報告は、蒸気に含まれる粒子のうち最大40%で、こうしたことが起こると主張しています。

これに加えて、電子タバコの電圧を3.2Vから4.8Vに上げると、普通のタバコとほとんど変わらない量のホルムアルデヒドが生成されます。

少量のホルムアルデヒドは、通常の細胞代謝で作り出される副生成物ですが、量が増えると発がん性をもつと考えられています。

電子タバコは使用されはじめてから10年くらいしか経っていないため、こうした研究が正しいかどうかわかりませんが、まだリスクがきちんと調査されていないことは確かなようです。

ソース:METRO

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