「平行宇宙の情報」が人の記憶を介してこちら側に漏れ出す「マンデラ効果」とは?


PARALLEL-UNIVERSES

平行宇宙(パラレルワールド)で起こった出来事・情報が、人間の記憶を介してこちら側の宇宙に漏れ出している可能性がある。この仮説は「マンデラ効果」と呼ばれ、近年これを支持する人が増えてきている。

■「マンデラ効果」とは何か?

南アフリカ共和国における人種隔離政策(アパルトヘイト)反対運動の中心人物であるネルソン・マンデラ(2013年没)は、1964年に国家反逆罪で投獄され、27年間におよぶ獄中生活の後、1990年に釈放。1993年にノーベル平和賞を受賞し、翌94年に南ア大統領に就任した。

・・・ということになっている。

しかし、インターネットの普及にともない、「マンデラは獄中で死亡した」という記憶をはっきりと持っている人間が相当数いることがわかってきた。その記憶は多くの人のあいだで細部まで一致しており、個人的な記憶のねつぞうだけでは説明がつかない。

これを説明できるのが平行宇宙仮説だ。つまり、平行宇宙におけるマンデラは実際に獄中死した。その情報がこちら側の宇宙に漏れ出し、人々の記憶を介して表面化したと考えることができる。これが「マンデラ効果」である。

nelson-mandela

■都市伝説「ファンタゴールデンアップル」

日本国内での「マンデラ効果」と考えられる現象として、たとえば都市伝説「ファンタゴールデンアップル」の例があげられる。

1970年代、炭酸飲料「ファンタ」に「ゴールデンアップル味」というものがあり、実際にこれを飲んだ記憶を持っている人はかなりの数にのぼる。しかし、コカ・コーラ社の公式ウェブサイトでは、そのようなフレーバーがあったことは確認できない。このため、「ファンタゴールデンアップル」が実在したのかどうかについては、2000年代にインターネット上で大きな論争となり、都市伝説化していった。

多くの人が同じ時期に同じ味、同じパッケージの「ファンタゴールデンアップル」を飲んだ記憶を共有しているが、その記録は公式には見つからない。この謎も「マンデラ効果」で説明することができる。平行宇宙でのコカ・コーラ社は実際に「ファンタゴールデンアップル」を販売しており、その情報がこちら側の宇宙に漏れ出したのだと・・・。

fanta

■平行宇宙との衝突があった?

カリフォルニア工科大学の天文学者ランガ-ラム・チャーリ博士は、「ビッグバン後にわれわれの宇宙が他の並行宇宙と衝突した可能性がある」と主張している。衝突は、138億年前にビッグバンが起きてから数十万年が経過したときに起こったと考えられ、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のデータ中に衝突の痕跡が残っているという。

平行宇宙同士の衝突は、二つの泡がぶつかる現象に似ている。多元宇宙の内部にある「泡宇宙」がそれぞれ膨張し、他の「泡宇宙」にぶつかると、互いの宇宙の外表面にその痕跡が残ると考えられている。

Mandela Effect: Conspiracy theorists state MEMORIES seep over from parallel universes

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